振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

息子からのメール

「今日はどこで仕事?」とだけ書いたメールが先日昼頃に来ました。


これで大体言いたいことが分かります。


こういうことです。
「お父さん。僕は明日○○で用事があるんだけど、○○に行くには実家から行った方が便利なんだ。だから今夜遅くに実家に帰ろうと思う。もし、お父さんの都合がつくなら●●駅から一緒に帰れればいいな。」


大体息子が伝えたいことは普段でもよくわかります。
わかり過ぎてしまうのが難点です。苦笑


私の回答は、
「仕事場に一日いるよ。●●駅から一緒にタクシーで帰ってもいいよ。君の方は22時頃になるかな。」
です。


息子の言いたいことを先取りして回答することで、メールのやり取りの回数が減ります。


ただ、問題なのは、こんなことばかりしていると、息子に人間力や生活力が付かないことです。
もし今でも一緒に暮らしていたら大変なことです。
その心配が強かったので、アパート暮らしをさせています。
私も学生時代アパート暮らしでしたが、自宅通学の学生と比べて圧倒的に人間力や生活力が付きます。人間として逞しくなりますね。


実は、私は家内に対してもこんな感じなんです。
息子は自分のことは棚に上げておいて、
「父さんは母さんに甘いよ。」
とよく言います。


家内の人間力を阻害しているのは実は私かもしれません。
でもついつい構ってしまうんですよね。苦笑