振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

私立医学部のセンター利用入試~その2

昭和大学ではセンター利用入試とは呼んでいません。
地域別選抜試験と呼称していますね。


センター利用で一次合格者を決めるわけですが、地域毎で定員を決めています。


地域方式で最終合格した場合は特待生として、初年度授業料300万円が免除されます。
昭和大学は元々学費が私学の中では安いですから、これに加えて300万円が免除されるとかなり大きいです。


息子は地域方式の一次試験に合格しました。
しかしながら二次試験は受験していません。


何故なら、一般入試において特待生合格していたからです。


一般入試で補欠繰上合格であれば特待生になれませんし、合格発表の時期が遅れることがありますので、地域方式の二次試験を受けたことでしょう。


一般で補欠繰上合格、地域方式で合格というパターンの場合は、結果として意義があったことになりますので、やはり昭和大学については地域方式で出願してよかったと評価できます。



結局のところ、センター試験の得点が割と低くてもセンター利用で合格できる大学の場合は出願の意義がありますが、高いところはさほどないということですね。


それから、後がない受験生の場合はできるだけ確率をあげるために出願をする意義がありますが、浪人覚悟の現役・一浪の場合は慎重に判断した方がいいと思います。


二次試験の負担が多いと国公立受験に影響もしますので。