振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

息子と私のタイプの違い

家内とテレビを見ていて、女性が自分のタイプの男性を選ぶというコーナーがありました。


なかなか面白くて、家内と大笑いしながら見てしまいました。


ふと、家内のタイプはどんな人なのかなと気になり聞いてみました。

「君のタイプの男性ってどんな人?」


「うーん、面白い人かな。」


なるほど。

むちゃくちゃ理解できました。


私は、欠点だらけの人間ですが、実はかなり面白いです。

文章は仕事柄もあって真面目なものを書くタイプですが、お話となると全く変わります。


ということで、あらゆる場面でスピーカーの依頼を受けます。

私の話を聞くだけで元気になれると分不相応な評価をいただくこともあります。


パネルディスカッションのバネリストから結婚式の挨拶まで活動範囲(?)はかなり広いですね。

宴会での乾杯の音頭はしょっちゅう指名されます。


そうかあ、家内は面白い人間が好きだったんだ。

それで私と結婚したんですね。

物凄く納得してしまいました。笑



対して、息子はというと、普通ですね。

面白味はそんなに感じません。


強いて言えば、真面目で素直で他人に優しい性格です。

爽やかさは半端ないです。

美男子とは言いませんが、なかなか優しげな男らしい顔をしています。

スポーツはかなりできます。


欠点というとちょっと天然です。

これは家内に似ています。



息子と私とでは、多少顔が似ていますが、それ以外はかなり違いますね。


人生観も好みも異なるようです。

余りの違いに驚かされることがあります。


でも、違うのが当然なのでしょうね。

親子といえども違うということを認識し受け入れたことから、より一層息子のことがサポートしやすくなりました。


子供を子供としか見ることができていない親は中学受験はともかくも大学受験のサポーターとしては向かないと思います。


子供の本質を理解できていない親御さんの場合はむしろ静観した方がいいように思います。


自己中心的な発想に基づいた親のサポートは、やらない方がよほどいいと思います。


この点は父親も母親も気をつけたいところです。

受験そのものだけでなく、その後の長い良好な親子関係を実現するためにも、是非留意していただきたいと思います。



土曜日は息子と二人で会食予定です。

どんなお話が出てくるか楽しみです。