振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

本番で最好調に持っていくために

何と言ってもまずは体調管理ですね。
絶対に風邪を引かないようにする。
そのためにありとあらゆる対策を取りました。


インフルエンザの予防接種、自宅の空調管理、バランスの取れた食事など。


中高と体を鍛え上げていたことも功を奏したようです。
ちょっとやそっとでは体調を崩さない強靭な体づくりができたようです。



次に重要なのは精神面ですね。
いくらコントロールすると言っても常に平常心でいることは難しいところです。


物事を前向きに、そして積極的に考える癖がついていると、多少のブレはあっても本番で力が出しやすくなります。


精神面では、気持ちになにがしかの余裕があることが重要です。
息子の場合は、第一志望校受験の前に、納得して進学できる私立医学部に複数合格していたことです。
これは余裕に繋がります。


そして、やればできるんだという自信にも繋がりますね。
一種の成功体験です。



学習スケジュールとしては、国立前期試験日から逆算して何をどこまでやるかのイメージを強く持つことが必要です。
そうすると、順調に学習を進めていけば、おのずと国立前期の試験日にトップの状態に持っていくことができるわけです。


そして何より重要なのは志望校対策です。
きっちりした志望校対策をすることによって、多少の実力不足は補えるものです。


普段の勉強方法にも留意したい。

ダラダラと勉強をするのではなく、緊張感をもって集中してやる癖をつけるのです。

適度な緊張と集中は頭を活性化させベストパフォーマンスが期待できます。


普段ダラダラと勉強していると本番との格差が激しすぎて本番で真っ白になってしまうことがあります。


普段から適度に緊張し集中していると、本番でも同じような状態で受験しやすくなります。



最後に。
やはりなんと言っても志望校に対する熱い想いですね。
これは結構大切です。
最後の最後に力を与えてくれます。


以上。
息子が国立前期本番で最も高いパフォーマンスを実現できた理由を考えてみました。