振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

私立医学部の受験校はどうやって決めたか

私立医学部はそこそこの数の願書を出しました。

願書を出したところは全て本人が大学見学に出掛けています。


逆に見学に出かけた大学は全て出願しました。


ということは、見学の上志望校から落としたり、見学せずに出願した医学部はないということですね。


因みに医学部志望になる前に見学した大学はいくつかあります。



私立医学部出願までの流れを考えると、見学するまでに大体志望校が決まっており、見学は確認的であったりモチベーションを上げるために行ったようなものですね。


これが中学受験の時と異なっています。

中学受験の際には、難易度の高い学校を片っ端から見学した上で、学校の雰囲気を見て親子で話し合って数校に絞りました。



私立医学部の場合、どうやって選んだかというと、まずは地域性。

自宅から通えるか、アパート暮らしが必要でも比較的近いところを選んでいます。これは息子の希望ですね。


次に、学費の安いところで、かつ、卒業後の進路の制約がないところです。

前者は私が基準とし、後者は息子が基準としました。


学費が安いということは難易度も高かったわけですが、偏差値の高いところに行って欲しいという見栄のようなものは全くありませんでした。

とにかく安いところがありがたいよね、といった感じです。



最後に。

何校か出願しても、試験日が重なることがままあります。

1次同士の重なりは少ないかもしれませんが、1次と2次は結構重なります。

これはなかなか辛い話です。

すでに2017年の私立医学部の試験日は発表されていますので、志望校を決めるときに考慮しておいた方がいいですね。


そうそう。

志望順位もきっちりと本人に決めさせておきましょう。

どこの大学に入学金や授業料を払い込むかのシミュレーションに必要ですからね。