振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

オヤジの誕生日とスーツ選び

先日私の父親の誕生日でした。

勿論私は父親におめでとうの電話をしましたが、それとは別に息子も電話で話したようです。


父親は私が電話をしても

「おおそうか、ありがとう。」

とあっさりしたものでしたが、息子からの電話はよほど嬉しかったらしく、

「○○に聴診器をあててもらうまで長生きしたい。」

と、私に抱負を語っていました。


随分以前は、息子が大学に入るまで生きていたいと言っていたのですが。笑


そのうち息子が結婚するまで生きていたいと言ってくれたりしたら嬉しい。

一体何歳になってしまうのだろう。苦笑


こんな弱っちい私をここまで導いてくれた父親には1日でも長生きしてほしい。

父親も84歳になったはずたが、私にとっては人生最大の恩人である。



そういうと、別のお話なんですが、息子が自宅に帰ってきていたときのこと、首の後ろの自分では見えない辺りがチクチクするので診てもらったところ、

「虫に噛まれているみたいだね。取り敢えずオロナインでも塗っとく?」

と言って綿棒で塗ってくれました。


これはとても医療行為とは言えませんが、何だか嬉しかったです。

これは私の父親と同じような気持ちなんでしょうね。


受験生の皆さんも、きっと合格して、周囲の人を喜ばせ、生きる励みとなってあげて下さい。



後半の話題です。


家内が息子のスーツを買えとうるさいので、近々3人で百貨店に出向きイージーオーダーかパターンオーダーでスーツを誂えてあげる予定です。


入学式の時に来たスーツは私が見立ててあげた既製服だったのですが、どうも色目やデザインが家内のお気に召さなかったようです。

今度は家内も付いて行くと言っています。


病院見学や面接にも必要だからと言うのですが、ちょっとそれは気が早い。


病院見学のピークは5年生以降の夏・冬・春休みですからね。


まあ、色んなことがあり得ますので、スーツ自体は買いに行きます。

3人で百貨店に行くのも久し振りで楽しいですしね。


受験生の皆さん、そしてその親御さん。

爽やかな季節がきっと訪れます。

その訪れを信じた人ほど爽やかな季節が訪れると私は信じています。


親子とも体調を崩されることがないよう心の底から祈っています。