振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

どこまでストイックに受験勉強をやるか

私が受験生の時は、1年間テレビを見ませんでした。

ラジオだけ聞いていました。


大晦日も勉強をし続け、気がついたら年が明けていました。


当時はそれほどのこととは思わなかったのですが、今から考えると随分ストイックだったと思います。


当時は携帯電話もPCもゲームもありませんでしたからね。


今時の受験生で私のような人はいるんでしょうか?


私の場合、テレビを息抜きとしない代わりに、音楽は結構聞いていました。

カセットテープというやつですね。


それから、結構体を動かしていました。

ジョギングしたり、友達とキャッチボールをしたり、サイクリングをしたり。



息子はというと、全てのものを控えめにしていましたが、禁テレといったことはやっていませんでしたね。


どちらが自己コントロール力があるかというと、実は私ではなく息子の方ではないかと思います。


何事もほどほどに節制するのはかなり難しいことだと思います。


これができる人は、受験が終わったからと言って急に羽を伸ばしすぎることはなく、ほどほどに日々の課題をこなすことができるように思います。


何よりも、長い受験生活をリズムよく過ごすことができそうです。



何か1つだけ願掛けとして禁○○というのはいいと思いますが、多くのものを徹底的に自己禁止するのは、却って精神のバランスを崩すリスクがありますので気をつけましょう。


そもそも、これからの長い人生で、様々な難関を突破しなければならない皆さんですから、いちいち自己禁止しまくっていたら、家庭生活すら送れない人間になってしまいますからね。