振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

夏、あれだけ頑張ったけど、9月には成果がでなかった

息子が受験生のとき、夏休みは本当に頑張って勉強していました。

後にも先にも息子があんなに物事に真剣に取り組んでいるのを初めて見ました。


それでも夏休み明けの9月の模試は振るいませんでした。


9月の模試というとその結果が出るのは9月末か10月初めです。


この時点でDとかEでは正直辛いですよね。


今年はもうだめかなあ、と思い始めていた10月過ぎから、何だかんだと言いながら成績が伸びてきました。


後は波に乗るようにして成果が出てきたわけです。

こういうことはよく有るそうですが、親としては心臓に悪かったですね。


自慢たらしい話で恐縮ですが、私が受験生のときはGWにあった駿台模試でA判定に達し、そのままA判定か悪くてもB判定で推移していたので、息子の成績は親としてはかなりきつかったです。



徐々に成績が上がっていったとは言うものの、この調子では国立は無理、受験する私立のうち比較的難易度の低い(と言っても、私立全体ではそこそこ高い)大学に何とか合格できるかどうか、という親の見立てでした。


ギリギリ足りないか・・・


もう3か月あればなあ、という思いもありましたが、息子は最後は倒れ込むようにして「受験」というゴールに達しましたから、あれが精一杯だったのかも知れません。


結局のところ、受験勉強を始めた時にたとえ周回遅れでも最後まで頑張った受験生に光が射すものだと実感しました。


受験生の諸君。勝負はこれからだ!