振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

病院にて2

家内が入院したのは土曜日でしたので、当直の先生が診察してくれました。

家族で説明を受けましたが、とても分かりやすくて丁寧な説明でした。


こちらが10聞いたら12答えてくれるって感じでしたね。


10聞いたことに対して10答えてくれたら十分なような気がしますが、実はそうではありません。

素人は、何を聞けばいいのかすらわからないのです。


そんな素人に対して、その気持ちがわかっているかのような説明は、本当にありがたいものでした。



私も息子も「コミュ力ある先生だったねえ。」と感心してしまいました。


こちらの病院は東大の関連病院で、当直の先生も、東大のご出身のようでした。

後期研修を済まされたばかりのようですが、医師としてバランス感覚があることが素人目にも感じ取られました。


そのまま家内の担当医になっていただいたのは嬉しかったです。


技術だけでなく、患者やその家族への接し方で、家族がとれほど安心するかが良くわかる例でした。


息子にも勉強になったことと思います。

こんな医師になって欲しいものです。