振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

あの子は勉強の仕方がわかっていない

我が息子、とうとう初めての追試を経験することになりました。


大学入学以来、今まではなんとかやって来たのですが、とうとう矢尽き刀折れた模様。


まあ、そういうこともあるよな、と思い、私が電話で息子を励ましていると、電話を切った私に対して家内が、「あの子は勉強の仕方がわかっていない。」と言い出した。


彼女の言い分をまとめると、学習スキルを十分身につける前に現役で大学に合格してしまい、今を迎えたからだということらしい。


うーん、そういう面は確かにある。


大学受験の際の息子の学習計画を見ていても、各科目の詰め具合を見ていても、参考書の使い方を見ていても、確かに甘い気はした。


しかし、自分が通う大学のレポートにいつも追われている母親にこんな風に言われていると知ったら、息子はさぞ心外だろうな。


いずれにしろ、息子の今年の夏はさぞ暗いものになりそうです。苦笑


これも医師になるための修練ですねえ。