振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

医学部受験生にとっての英数理~最後に理科

理科については、英数とは違う進め方になろうかと思います。


高校での勉強はしっかりやっておくべきですが、受験勉強の理科となると、早くから無理をする必要はありません。


ただ、高3生が現役で合格しようとすると、さすがに理科2科目を高3になってから始めるというのはちょっと遅すぎると思います。


どちらか1科目を2年生の夏ぐらいから始めて、2年生の間に一通り完成させておければ安心です。

残りの1科目は3年になってからでも間に合います。

むしろ、2年生の間は、まだまだ英数に力を入れたいところです。


2科目のうちいずれを先に始めるかですが、例えば、物理と化学ですと、数学が得意な人は物理を先行した方がいいでしょうね。

化学は覚えることが多いので先行逃げ切りに向きません。


この場合の物理は、数学のところで述べたところが比較的あてはまると思います。


ところで、化学と生物の選択ですといずれも覚えることが多いので、どちらを先に始めるかは悩むところです。


人それぞれでしょうが、好きな科目、得意な科目から始めてはどうでしょうか。


どちらの科目も努力である程度は得点力を積み上げていける科目だと思います。



理科については、定評のある参考書・問題集がある程度固まっていますので、勉強方法についてはあまり悩まなくても済みますね。