振り返りの医学部受験

何年か前に息子が医学部受験を経験しました。受験中は何がなんだかわかりませんでしたが、今だからこそ「ああなるほどなあ」と思うところがあります。

医学部受験生にとっての英数理~まずは英語

医学部受験生にとって英数理が重要な科目であることは当然のことですね。


しかし、科目によって多少位置付けが異なるように思います。


英語については、高1からいくらでも先取りができます。

というか、高2以降で新しい文法事項はほとんど出てきませんから、先取りにもなりませんね。



とすると、早い時期から飛ばして勉強できる科目だと思います。

それに勉強方法を間違えるといった虞が少ない科目だと思います。



問題があるとすると、英単語を覚えることを始め、単調な学習が続くということですね。

わかる喜びが生まれにくい科目です。


言語としての英語、あるいは、世界に目を向けるためのツールとしての英語、といった風に受験科目として以外の英語の持つ意味に中学生ぐらいから気づいていると、英語への興味がわいていいのですが。


その意味で、息子にも中高の間に何度か海外に出向かせましたが、効果のほどは何とも言えません。

もっと別の工夫があり得たのかも知れません。


しかし、よく考えて見れば、新婚旅行が始めての海外旅行だった私の方が、圧倒的に英語は得意でしたね。

なかなか上手く行かないものです。